私はSESで4社を経験しましたが、2社目の約1年半は「この現場を変えたい」と思いながら、一度も自社に言い出せませんでした。更新の連絡が来るたびに、今回も言わないまま見送っていました。
現場を変える話は、会社を辞めなくても自社の営業に伝えれば足ります。ただ私自身には、申し出て通った経験も通らなかった経験もありません。今回は、言えなかった理由と、4社目の営業に手順だけ確認した内容、周囲で見聞きした話をもとに、誰に・いつ・どう伝えるかをお伝えします。
この記事で分かること
- 現場を変えたいときの伝え先(客先ではなく自社の営業)と、その理由
- 営業に言う時期の目安と、3か月更新と客先の要員調整のズレ
- 申し出が通りやすい型・通りにくい型と、営業の側の事情
- 事実と希望を分けたメール・口頭の伝え方と、避けたい言い方
- 通らなかったときに、退職・転職の前に社内で打てる手
目次
- SESで現場を変えたいときの伝え方は、まず「誰に言うか」で決まります
- 自社の人が現場にいないほど、言葉にして伝える必要がある
- 2社目で、現場を変えたいと言えなかった理由
- 帰社日で「現場どうですか」と聞かれた日
- 言わなかった結果、どうなったか
- 営業に言う時期は、契約更新のいつ頃か
- 4社目の営業に、手順だけ確認した
- 3か月更新と、客先の要員調整のズレ
- 申し出が通りやすい理由・通りにくい理由
- 先輩2人から聞いた、通った例と時間がかかった例
- 通りやすい型と、通りにくい型
- 営業への伝え方:メールと口頭の例文
- 事実と希望を分けて書く
- 避けたい言い方と、言い換え
- 送る前に確認すること
- 現場を変えたいと言うと、評価や次の案件に響くか
- 通らなかったときの次の手
- 体調に関わる場合は、現場を変える相談より先に
- 転職を考える線引き
- 契約の話:現場を変えるのは、本人が契約を解除することではありません
- まとめ:現場を変えたいときは、更新の前に、事実と希望を営業に送る
SESで現場を変えたいときの伝え方は、まず「誰に言うか」で決まります
結論伝える先は、客先の担当者ではなく自社の営業です。契約を結んでいるのは会社同士で、現場を変える話は営業を通らないと動かないからです。
客先のリーダーに「別の仕事に移りたい」と言っても、リーダーに契約を動かす権限はありません。むしろ、今の現場の人に「抜けたがっている」という情報だけが先に伝わります。
2社目は三次請けで、客先から自社までに会社が2社挟まっていました。現場で上位の会社の人に話しても、自社の営業に届くとは限りません。
現場を変えることは、雇用を終えることではありません。自社に在籍したまま、客先に常駐する先を差し替える話です。会社を辞める話とは分けて、まず営業に伝えます。私の会社では、窓口は担当営業でした。部門長や人事に先に話すかどうかは会社ごとに違うので、迷うなら営業に「誰に伝えればいいですか」と聞くところから始められます。
営業という役割がどこまで動けるのかは、別の記事に整理しています。
自社の人が現場にいないほど、言葉にして伝える必要がある
3社目は、自社の人が現場に私1人だけの一人配置でした。営業が現場を訪ねてきたことは一度もなく、現場の空気は営業から見えていなかったと思います。
こういう配置では、黙っていても不満は伝わりません。営業が把握できるのは、私が送るチャットの文面と、評価面談での一言だけだからです。
「察してもらう」という選択肢が、最初から無い現場もあります。その場合は、言葉にして送らない限り、営業の中では「問題のない現場」のままです。
2社目で、現場を変えたいと言えなかった理由
ここからは、私が申し出なかった側の話です。何が引っかかって言えなかったのかを、あとから整理しています。
2社目は、三次請けの業務システム開発で、設計・実装・単体テストを担当していました。月40〜60時間の残業が続き、バージョン管理もGitではありませんでした。技術面の話は古い技術の現場の記事に書いています。
入場してから7か月ほど経ったころ、「ここにあと1年いても、得るものは少ない」と思い始めました。契約は3か月更新だったので、18か月目に契約が終わるまでに、更新の機会は5回ありました。
2社目:変えたいと思ってから契約終了まで、一度も伝えませんでした
言わなかった理由は、1つではありませんでした。当時の自分の頭の中を、4つに分けて書き出します。
言い出せなかった4つの理由
- 誰に言えばいいか分からなかった営業とやり取りする機会は、月1回の帰社日の雑談と、更新の連絡のチャットくらいでした。正式に相談する窓口だと思っていませんでした。
- 理由が「きつい」しかなかった文章にしようとすると、残業が多い、技術が古いという不満しか出てきませんでした。営業に出せる材料になっていませんでした。
- 次の行き先が想像できなかった言ったあとに「では待機で」と言われたらどうなるのか、分かりませんでした。待機中の給与の扱いも、当時は把握していませんでした。
- 言う時期が過ぎている気がした更新の連絡が来た時点で「もう決まった話」に思えて、切り出せませんでした。これは今思えば、半分は思い込みでした。
1つ目と4つ目は、知っていれば避けられた部分です。3つ目は、今でも言い出しにくい理由の中心にあります。
帰社日で「現場どうですか」と聞かれた日
言う機会が全く無かったわけではありません。9か月目の帰社日に、営業から個別に声をかけられたことがあります。
現場はどうですか。何か困っていることはありますか。
立て込んでいますが、問題ありません。
残業のことも技術のことも、ここで言っていいのか分からない。
あの場で「残業が続いていて、次の更新で現場を変える相談はできますか」と一言添えていれば、営業は動けたかもしれません。実際に動いたかどうかは分かりません。ただ、営業が知らないことには、動きようがありません。
送らなかった下書き
9か月目の更新の前、営業に送る文面を一度書きました。「現場を変えることは可能でしょうか」という2行だけのチャットで、送信せずに下書きのまま閉じています。理由を問われたときの答えが用意できず、待機になったときの自分の生活も想像できなかったからです。更新はそのまま通り、さらに2回、同じ状況が繰り返されました。
言わなかった結果、どうなったか
結果から書くと、現場は変わりました。ただし自分の申し出ではなく、18か月目の契約終了によってです。告知から最終日までは約3週間でした。
言わなかった期間に積み上がった残業は、月平均50時間とすると、11か月で550時間ほどです。概算ですが、この数字を意識したのは契約が終わってからで、当時は数えていませんでした。
契約が終わるまで、営業は私の不満を知らないままでした。次の案件の希望を営業に伝えたのは、契約終了が決まった後の帰社日が初めてです。「残業が少ない現場がいい」と話したのは、そのときでした。
言えばよかったと、今は思っています。ただ、言っていれば現場が変わったとは限りません。通るかどうかは、次の節から書く時期と、営業の側の事情で変わります。
営業に言う時期は、契約更新のいつ頃か
結論更新の連絡が来る前に言うのが基本です。私の会社の営業は「更新の2か月前まで」を目安にしていました。
時期の目安は、競合する記事にも「更新の1〜2か月前」と書かれていますが、これは一般に言われる目安で、公的な根拠があるわけではありません。ここでは、私が4社目の営業に聞いた内容を書きます。
4社目の営業に、手順だけ確認した
今の現場(4社目)では、現場を変えたいと思っているわけではありません。ただ、2社目で言えなかった経験があるので、今年の春の評価面談の最後に、手順だけ質問しました。
仮に、現場を変えたい場合は、いつまでに誰に伝えればいいですか。
私に、チャットかメールでください。更新の2か月前までに言ってもらえれば、客先との調整に間に合います。
更新の連絡が来たあとでは、遅いですか。
連絡の時点で、客先には更新の意向を出していることが多いです。遅くはないですが、今回の更新は動かしにくくなります。
ここで聞いた内容を整理すると、営業は更新月の前月に私へ連絡する前に、客先への意向確認を済ませています。つまり、私に連絡が来る時点では、更新の話はかなり進んでいます。
4社目の営業が答えた目安(会社によって違います)
更新の連絡が前月に1行のチャットで届くのは、判断がすでに会社間で済んでいるからでもあります。
この目安の前提
「更新の2か月前まで」は、私の会社の営業が口頭で答えた内容です。契約書の条文ではなく、会社や客先との契約によって変わります。契約書は私が見られる立場ではないため、自分の現場の要員交代が契約上どう扱われるかは確認できていません。
3か月更新と、客先の要員調整のズレ
3か月更新と聞くと、3か月ごとに自由に動けるように思えます。実際は、客先が要員を決める作業のほうが先に進みます。
私が見た範囲では、次の期間の体制表は、更新の前月には共有フォルダに置かれていました。3社目では、次期フェーズの体制表に自分の名前が無いことを、契約終了の連絡の約2週間前に見つけています。
この経験から、更新日の直前に言うほど、客先の体制がすでに固まっていると考えています。体制が固まったあとで「変えたい」と言うと、客先にとっては穴埋めが必要な話になります。
営業も、体制表が出る前なら「次の候補を探します」と客先に伝えられます。出たあとだと、その更新は見送り、次の更新から動く形になりやすいと聞いています。
申し出が通りやすい理由・通りにくい理由
通るかどうかは、本人の頑張りより、時期と、営業が出せる代わりの要員と次の案件があるかで決まる、というのが私の見立てです。
以下は、4社目の営業の説明と、自社の先輩2人から聞いた話、私の推測をまとめたものです。統計や調査に裏付けられた数字ではなく、私の観測範囲の整理です。
先輩2人から聞いた、通った例と時間がかかった例
1人目の先輩は、更新の3か月近く前に「別の言語の案件に移りたい」と営業にチャットで伝えたそうです。営業が候補を探し、次の更新月で現場が変わったと聞いています。
2人目の先輩は、更新の連絡が来た翌週に「今の現場を変えたい」と伝えたそうです。その更新は通常どおり進み、離れたのは次の更新だったと聞きました。結果として、現場に3か月余分に残ったことになります。
どちらも、私は当事者ではありません。営業側の事情や、先輩の現場での細かい経緯までは知らないので、あくまで伝聞です。ただ、同じ「現場を変えたい」でも、時期によって結果の出方が変わることは、この2例から読み取れます。
通りやすい型と、通りにくい型
私の整理では、判断の軸は5つです。
| 軸 | 通りやすい型 | 通りにくい型 |
|---|---|---|
| 時期 | 更新の2か月以上前 | 更新の連絡が来たあと、入場1〜2か月目 |
| 理由 | 「Java・TypeScriptの現場に移りたい」など、次の方向がある | 「きついから」だけで、次の希望がない |
| 現場側の事情 | 担当範囲が引き継げる形で区切れている | その人しか分からない範囲があり、後任が見つからない |
| 自社側の事情 | 次に紹介できる案件の候補がある | 空いている案件がなく、待機が見込まれる |
| 客先との関係 | 体制の入れ替えを受け入れる余裕がある | 繁忙期や、次期フェーズの直前 |
通りにくい型の4行目は、営業の立場から見ると重い話です。営業は、私が現場を離れたあとの待機を避けたいはずだと、私は読んでいます。待機中の給与の扱いは別の記事に整理しました。
4社目の営業は、手順を聞いたときにこう付け加えました。「現場を変える話は、代わりに入れる人がいることと、次の行き先があることの両方が揃わないと動けません。だから、希望は早めに聞いておきたいです」という趣旨です。
営業が頼りなく見える場面があっても、その裏には、会社間の契約と自社の要員のやりくりがあります。営業を責める話にはしたくないので、言い方は後半の節で詰めます。
営業への伝え方:メールと口頭の例文
結論事実と希望を分けて、理由は「次にやりたいこと」の形で書きます。不満だけを並べると、営業が客先に伝える材料になりません。
2社目の私に足りなかったのは、理由が不満の形でしか出てこないことでした。これを、事実と希望に分けて書き直します。
事実と希望を分けて書く
- 事実:残業時間や担当範囲のように、数字や出来事で書けること
- 希望:「次はこうしたい」という部分。営業が次の案件を探す手がかりになる
2社目の私なら、今は次のように書きます。
営業に送る文面の例(2社目の私が、今なら送る内容)
件名:【ご相談】次回更新に合わせた現場変更の希望について
お疲れさまです。〇〇です。次回の契約更新に合わせて、現場を変えることを相談させてください。
【現状】直近6か月の残業は月40〜60時間で推移しています。使用している技術は、バージョン管理も含めて従来型の運用です。
【希望】Java・TypeScriptを使う開発案件に移りたいです。残業は月20時間程度の現場だと、学習の時間が取れます。
更新の2か月前を目安にご連絡しています。引き継ぎは、後任の方が決まり次第、資料を整えて対応します。一度、15分ほどお時間をいただけますでしょうか。
引き継ぎを自分から申し出ているのは、営業の最大の不安が後任探しだと見ているからです。引き継ぎの実務は、離任時の引き継ぎの記事に整理しています。
避けたい言い方と、言い換え
口頭でも、同じ原則が使えます。たとえば帰社日の場で、営業に声をかけられたときの返し方を、2社目の私の返事から書き換えます。
| 避けたい言い方 | 言い換え |
|---|---|
| 今の現場はきついです | 残業が月40〜60時間で推移していて、次は20時間台の現場を希望します |
| もう辞めたいです | 退職ではなく、次の更新で現場を変える相談をしたいです |
| 客先のリーダーが合いません | 担当範囲を変えたいので、別の体制の現場を希望します |
| すぐに抜けたいです | 更新のタイミングに合わせたいので、いつまでに言えばいいか教えてください |
「辞めたい」という言葉は、営業の側から見ると、退職の相談に切り替わります。現場を変えたいだけなら、退職ではないことを最初に書いておくほうが、話が早く進みます。
送る前に確認すること
メールを書き終えたら、次の点を確認します。
営業に送る前の確認
- 更新の2か月前(会社の目安)より前に送れるか
- 残業時間や担当範囲など、事実が数字で書けているか
- 理由が不満ではなく「次にやりたいこと」の形になっているか
- 退職の相談ではなく、現場を変える相談だと明記しているか
- 引き継ぎに協力する意思を書いたか
現場を変えたいと言うと、評価や次の案件に響くか
私の経験では、希望を伝えたこと自体で評価が下がったと感じた場面はありません。ただし、これは「言ったことがない」ので、確かめられていません。
4社目の営業に、「現場を変えたいと言ったら、評価に響きますか」とも質問しました。返事は「希望を言うこと自体で評価が下がることはない。次を探すのが難しくなるのは、不満だけで次の希望がないとき」というものでした。
これは営業の口頭の説明です。評価面談は半年に1回、30分程度で、私の評価がどう決まっているかは、私の側からは確認できません。評価が自社にどう届くかは、評価面談の記事に書いています。
私が気にしているのは、評価そのものより、次の案件の紹介です。希望を伝えた結果、営業が慎重になる可能性は否定できず、どちらが得かは言ってみないと分からないのが正直なところです。ただ、何も伝えなかった2社目で、次の案件の選択肢が増えたわけでもありませんでした。
通らなかったときの次の手
通らなかったときも、すぐ転職に進む前に、次の更新に向けて社内でできることが3つ残っています。
通らなかった経験は私にありません。ここからは、4社目の営業の説明や先輩の話から整理した手順です。実際に試して成功した話ではない点は、先に断っておきます。
- 理由を聞く:代わりの要員か、次の案件か断られた場合は、「次の更新では動かせるか」「何が揃えば動けるか」を営業に質問します。要因が分かれば、次の更新までにこちらが動かせる部分が見えます。
- 次の更新に向けて、希望を文面で残すメールの形で希望を残しておくと、次の案件が出たときに営業が思い出す材料になります。口頭だけだと、営業の記憶に頼ることになります。
- 営業の上の人に相談する部門長や人事など、営業以外の窓口があるかを確認します。私は使ったことがありませんが、営業とのやり取りで進まないときの選択肢になります。
2つ目は、4社目の営業が「希望は早めに聞いておきたい」と言っていた点とつながります。文面で残すほうが、あとから見返せる点でも有利だと考えています。
体調に関わる場合は、現場を変える相談より先に
残業が長時間で、体調に影響が出ているなら、現場を変える相談より、体調のことを自社に伝えるほうが先です。厚生労働省の「こころの耳」によると、医師による面接指導の対象は、月80時間超の時間外・休日労働を行い、疲労の蓄積が認められる者(申出)とされています(出典: 長時間労働者への医師による面接指導|こころの耳)。
2社目の私は月40〜60時間で、この対象には当たりませんでした。体調を理由にした制度は使えず、「次にやりたいこと」を営業に伝えるのが現実的な経路でした。
炎上した現場を抜けたい場合の見極めは、別の記事に書いています。
転職を考える線引き
転職は最後の手です。私には経験がないので、どの時点で踏み切るべきかを断言はできません。ただ、判断の軸として、次の3つを自分の中に置いています。
- 営業に理由を聞いたうえで、次の更新の目安すら示されなかった
- 次の更新まで待てないほど、体調や生活に影響が出ている
- 希望する技術や条件の案件が、自社に今後も出てこないと分かった
3つのうち1つでも当てはまり、転職が頭をよぎったなら、応募を決める前に、求人の条件だけでも見ておくと判断しやすくなります。案件ごとに現場が変わる働き方そのものを見直したいなら、社内SEに絞った転職エージェント(社内SE転職ナビ
など)で、常駐のない求人がどんな条件で出ているかを確かめられます。20代で経験が浅いうちに環境を見直したいなら、第二新卒向けにIT就職の相談ができるサービス(ウズウズIT
など)もあります。対象は29歳まで、勤務地は関東・関西・東海です。
自社に在籍したまま現場を変える話と、会社を辞める話は、別の選択肢です。契約途中の退職の制度面は、別の記事に整理しています。
契約の話:現場を変えるのは、本人が契約を解除することではありません
現場を変えたいと言うとき、「契約を一方的に切るようで気が引ける」という感覚がありました。ここでは、その契約が誰と誰のものかを、条文の範囲で整理します。
SESで使われる準委任契約には、民法の委任の規定が準用されます。民法656条は「この節の規定は、法律行為でない事務の委託について準用する。」と定めています(出典: 民法|e-Gov法令検索)。
条文で確認できるのは、次の内容です。
- 民法651条1項:「委任は、各当事者がいつでもその解除をすることができる。」
- 民法651条2項:相手方に不利な時期に解除したときは損害を賠償しなければならない。ただしやむを得ない事由があったときはこの限りでない
この「当事者」は、客先と自社です。現場に立つ私が、客先と直接契約しているわけではありません。したがって、現場を変えたいという私の申し出は、契約の解除ではなく、自社への要員交代の相談です。
私は法律の専門家ではないので、要員交代が契約上どう扱われるかは断定しません。契約書も見られる立場ではありません。ただ、「申し出ると契約違反になる」と心配して、言い出せなくなる必要はないと考えています。
まとめ:現場を変えたいときは、更新の前に、事実と希望を営業に送る
2社目の私は、現場を変えたいと思いながら、11か月間一度も伝えませんでした。言えば通ったとは限りませんが、言わなければ営業が動く材料はありませんでした。
- 伝える先は客先ではなく、自社の営業。現場を変える話は、辞める話とは別
- 時期は、更新の連絡が来る前。私の会社の営業は「更新の2か月前まで」と答えた(一般に言われる目安で、会社ごとに違う)
- 通りやすいのは、早い時期・次の希望が具体的・代わりの要員がいる場合
- メールは事実と希望を分け、「辞めたい」ではなく「現場を変える相談」と書く
- 通らなかったら、理由を聞き、希望を文面で残し、長時間労働で体調に影響が出ているなら、先にそちらを自社に伝える
私が営業に手順を聞いたのは、言うか言わないかの前に、言い方を知っておきたかったからです。いつ言えるかを先に知っていれば、更新を3回見送ることはなかったと思います。
今すぐ現場を変えたくなくても、更新の2か月前の日付だけ、手帳に書いておくのはおすすめです。迷ったときに、期限があるだけで判断しやすくなります。




