「このままSESを続けていいのか」。3社目が2年を超えたあたりから、この問いが頭の片隅に居座るようになりました。

SESエンジニアとして5年ほど、客先常駐で4社を経験してきましたが、自社開発企業への転職を自分から本気で調べたのは、これが初めてでした。

今回は、実際に見た求人の数とカジュアル面談2社の記録をもとに、SESと自社開発の条件差がどこにあったのか、結果的に何を判断材料にSESへ残ったのかをお伝えします。

この記事で分かること

  • SESと自社開発、契約・帰属・裁量がどう違うのか
  • 自社開発の求人を41件見て分かった、求人が少ない構造的な理由
  • カジュアル面談2社で実際に聞かれたことと、提示された年収レンジ
  • 統計上の年収差と、自分に提示された金額がなぜ食い違ったのか
  • 転職せずSESに残った理由と、自社開発を検討するときの判断軸
目次
  1. SESから自社開発への転職を、3社目の契約終了前に考えた理由
  2. SESの会社員と自社開発の社員、契約と裁量はここまで違う
  3. 自社開発の求人を実際に41件見てみて分かったこと
  4. カジュアル面談2社で見えた、年収と評価制度のギャップ
  5. A社: 経験の狭さを率直に指摘された45分
  6. B社: 裁量の大きさと引き換えに求められた自走力
  7. 年収を並べてみると、平均の差と自分の実感は違っていた
  8. それでも転職に踏み切らなかった理由
  9. 結果的に4社目のSESへ、いつもと同じルートで
  10. 自社開発への転職を検討するときに確認したい判断軸
  11. まとめ

SESから自社開発への転職を、3社目の契約終了前に考えた理由

結論自分で次の現場を選んだ経験が一度もなく、契約終了の知らせを受け身で待つのをやめて、先に自分で動いてみようと思ったからです。

3社目は二次請けで約2年半参画した、金融系のWebサイト(見積もり・申し込み・マイページなど)の案件でした。前半の約1年はデータ移行、後半の約1年半は保守改善を担当しました。

現場を変えてきた理由は、これまですべて契約終了・案件終了による異動で、自分の意思で次の現場を選んだ経験は一度もありません。

3社目の在籍が2年を超えたころ、保守改善の仕事にも慣れ、このまま同じ働き方を続けるのかを考えるようになっていました。

過去2回の異動が、どちらも契約終了の知らせから始まって受け身のまま次の現場が決まる、という流れだったこともあり、今回は先に自分で動いてみようと思ったのが、そもそものきっかけです。

ここで正直に書いておきたいことがあります。これから書くのは、本格的な転職活動の記録ではありません。実際に応募した企業は一社もなく、選考の面接を受けた経験も今も一度もありません。

これから書くのは、求人を調べ、カジュアル面談を2社受けてみたところまでの記録です。転職や独立は検討止まりだったと昇給を扱った記事でも書きましたが、その「検討」の中身がこれです。

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SESの会社員と自社開発の社員、契約と裁量はここまで違う

求人を見る前に、まず整理し直したのが契約の形でした。SES会社員としての自分は、自社と雇用契約を結び、自社が客先と準委任契約を結んでいます。

自社開発企業に転職すると、この構造が丸ごとなくなります。雇用契約の相手がそのまま開発する事業会社になり、常駐先という概念そのものが消えます。

自分が知っている範囲で、両者の違いを並べてみました。

比較する軸SES会社員(今の自分)自社開発の社員
雇用契約の相手自社(客先とは契約関係なし)転職先の事業会社そのもの
開発するもの客先の業務システム(金融系のWebサイトなど、担当は依頼ごとに変わる)自社のプロダクト・サービス
技術選定自社の位置(二次請け・三次請け)でほぼ決まり、関与できないエンジニア自身が関わる余地がある
評価の経路客先の評価が営業の伝聞で自社に届く直属の上司が直接評価する
契約の周期3か月ごとに更新され、先の見通しが立ちにくい期間の定めのない雇用契約が基本

こうして並べると、単価や年収の差以前に、そもそも「誰が自分の仕事を決めているか」が入れ替わることが分かります。

SESでは、案件の内容も技術選定も評価も、自分の外側で決まったものが降りてきます。自社開発では、それがある程度自分の側に戻ってくる、という建てつけのはずです。

この「はずです」の部分を確かめたくて、実際に求人を見てみることにしました。

自社開発の求人を実際に41件見てみて分かったこと

スカウト型の転職サービスに登録したのは、2025年6月の上旬でした。職務経歴書のような文章の書類は不要で、経験年数や使った言語・工程を選択式で入力するだけの簡易的なプロフィールです。

登録してから2か月ほどの間に届いたスカウトは、合計41件でした。プロフィールに入力したJava・TypeScriptという技術スタックに反応したもの中心だったと思います。

届いたスカウト41件
「自社開発」「自社サービス」と明記7件
それ以外34件受託開発やSES、常駐前提の案件、数件の社内SEポジション

登録から2か月ほどで届いたスカウトの内訳です。

求人票の書き方を見比べていくうちに、見分け方のパターンが少しずつ分かってきました。

求人票で自社開発かどうかを見分けたポイント

  • 「エンドユーザーである弊社が直接開発」「客先常駐なし」と明記されているか
  • 企業の公式サイトに、自社が運営するサービス名・プロダクト名が具体的に載っているか
  • 「案件は複数あり選べます」「多様なプロジェクトに参画」という表現がないか(あればSES系の可能性が高い)
  • 売上構成が受託開発とプロダクト販売のどちらに寄っているか、採用ページやIR情報で確認する

自社サイトの採用ページまで見に行くと、「自社開発」と謳いながら実際には客先常駐の受託案件が中心という会社も混ざっていました。求人票の一文だけでは判断しきれない、というのが率直な実感です。

私の場合

中でも記憶に残っているのは、求人票に「自社開発・自社サービス」と明記されていた一社です。採用ページの制度紹介まで読み進めると、「入社後2年程度は提携先企業での技術支援を担当」という一文が小さく載っていました。

実質的には客先常駐からのスタートで、求人票の見出しだけを読んでいたら気づかなかったはずです。この一件以降、採用ページの制度紹介や社員インタビューのページまで必ず目を通すようにしました。

なぜここまで自社開発の求人が少ないのか、気になって調べてみました。日経クロステックが2020年度版経済財政白書を引用した記事によると、日本とアメリカでは、IT人材の所属先が対照的です。

日本: IT産業側(SIerやITベンダー)に所属72.3%
アメリカ: ユーザー企業側に所属64.5%

IT人材の所属先(出典: 日経クロステック)

日本はそもそも、システムを使う側の企業が自分でエンジニアを抱える構造になっていません。自社開発の求人が少ないと感じたのは、気のせいではなく、業界構造そのものの偏りだったということです。

一方で、doda転職求人倍率レポートによると、2025年の転職求人倍率は月によって2.1倍から2.7倍台で推移していました(出典: doda転職求人倍率レポート)。これは全業種・全職種を対象にした数字で、IT・エンジニア職に絞った数値ではありません。転職市場全体は決して人材が余っている状況ではないはずなのに、自社開発の求人だけは実感として少ない。この食い違いこそが、SESから自社開発への転職が難しいと言われる背景なのだと思います。

カジュアル面談2社で見えた、年収と評価制度のギャップ

7件の中から、技術スタックが近く、規模もそこまで大きすぎない2社にカジュアル面談を申し込みました。どちらも選考ではなく、情報交換の場という位置づけで案内されていました。

A社: 経験の狭さを率直に指摘された45分

A社は、従業員150人ほどの規模で、業務システム向けのSaaSを自社開発している会社でした。面談したのはエンジニアリングマネージャーで、オンラインで45分ほど話しました。

自己紹介の後、これまでの経験を聞かれたので、3社目でデータ移行と保守改善を担当していたこと、要件定義には関わっていないことを正直に話しました。そのうえで、こんなやり取りになりました。

A社のEM

要件定義から入られた経験はありますか。

私

ありません。

A社のEM

(少し間を置いて)即戦力の方だと560万円台からのスタートになりますが、正直、伺った経験だと400万円前後になると思います。

続けて「個人開発とか、業務外で何か作られたものはありますか」とも聞かれました。基本情報技術者を独学で取得したことは話せましたが、個人で何かを作った経験は正直ありません。

「そこは選考でも聞かれるので、簡単なものでも用意しておくと印象が変わるかもしれません」というアドバイスをもらい、面談は終わりました。個人開発の実績がまず最初の関門になると知り、正直、身構えました。

B社: 裁量の大きさと引き換えに求められた自走力

B社は、従業員30人ほどのECサービス運営会社でした。面談したのはCTOで、30分ほどのオンライン面談です。

「うちは裁量が大きいので、何をどう作るかは基本エンジニアに任せています」という説明から始まりました。年収レンジは400万円から700万円で、経験によって大きく変わるとのことでした。

具体的な数字を聞くと、「即戦力レベルなら600万円台も出せますが、詳細設計書をもらって作るスタイルに慣れていると、最初は450万円前後からのスタートになりそうです」という答えが返ってきました。

生成AIツールが使えない現場にいたことも話すと、「うちはCopilotもレビューも当たり前に使っています」と言われました。相槌は打ちましたが、内心では環境の差の大きさに少し気後れしました。

2社とも、面談自体は穏やかで、こちらを試すような聞き方ではありませんでした。ただ、聞かれる質問の軸が、これまでのSESの面談とは明らかに違いました。

SESの面談(2〜4社目の経験)自社開発のカジュアル面談(今回)
主に聞かれたこと担当工程の範囲、稼働開始できる時期要件定義への関与、個人開発の有無
条件の提示単価は営業経由、本人には伝わらないことも年収レンジをその場で具体的に提示
話す相手客先の窓口担当・PMエンジニアリングマネージャー・CTO本人
場の位置づけ建前上「相互理解」だが実質は選考の一部明示的に「選考ではない」と案内される

SES面談で条件を交渉する立場になかった自分にとって、目の前の相手が年収の具体的な数字をその場で出してくる、という経験自体が新鮮でした。

同時に、その数字が思っていたより低かったことに、正直戸惑いました。

年収を並べてみると、平均の差と自分の実感は違っていた

面談で提示された金額が自分の感覚とずれていたので、まず世の中の統計を確認しました。人材紹介会社のGeeklyが2025年6月から2026年5月の自社成約データ(対象4,548名)を集計した記事によると、客先常駐(SES)の平均年収は473万円でした。事業会社(自社開発)の平均は568万円で、差は約95万円でした(出典: Geekly「SESの平均年収とは?」)。

この統計の位置づけ

これは一つの人材紹介会社が自社の成約実績を集計した数字で、業界全体を代表する公的統計ではありません。それでも、自社開発のほうが平均で高いという傾向自体は、この記事で見てきた求人の年収レンジとも矛盾しませんでした。

私の場合

自分の額面年収も計算し直してみました。2025年4月時点の額面基本給は315,300円で、賞与は夏冬合わせて年3か月分程度です。

315,300円×12か月分に、315,300円×3か月分の賞与を足すと、4,729,500円になります。自分の額面年収は、Geeklyの示すSES平均473万円とほぼ同じ水準でした。

ここで並べてみると、統計上の平均差(95万円)と、自分が実際に提示された金額の差が食い違っていることに気づきます。

比較対象金額
Geeklyの自社開発平均年収568万円
自分の額面年収(SES)約473万円(Geeklyの平均とほぼ同水準)
A社の提示(即戦力水準)560万円台
A社の提示(自分の経験相当)400万円前後
B社の提示(自分の経験相当)450万円前後

「即戦力」という条件がつけば、確かに統計の差に近い数字が出てきます。ただ、自分の経験に当てはめた金額は、どちらも今の473万円を下回りました。統計上の平均差は、自社開発企業が高く評価する経験を持っている人だけの話で、自分のように要件定義に関わらない工程を中心に担当してきた経験には、そのまま当てはまらないということです。

この差を生んでいるのは、要件定義や技術選定に関われない工程が中心で、判断した経験が積み上がりにくいというSESの構造そのものでした。技術を並べた経歴書より、要件定義や技術選定への関与のほうが自社開発では重視される、という手応えをこの2回の面談で得ました。

ポイント: 「自社開発は年収が高い」という統計は、平均としては正しくても、個人に当てはめると逆転することがあります。要件定義・技術選定・個人開発といった経験の有無が、平均値との差を作る一番の要因でした。

それでも転職に踏み切らなかった理由

結論今の年収より下がる可能性を取る勇気と、裁量の大きい働き方への自信が、その時点では持てなかったからです。

数字だけを見れば、A社もB社も、経験を積めば統計どおりの水準に届く可能性はありました。それでも、この時点で転職には踏み切りませんでした。理由を正直に整理します。

転職に踏み切らなかった4つの理由

  1. 年収が一時的に下がる選択を取る勇気がなかった一番大きいのは、今の473万円という水準から、一時的にせよ下がる可能性がある選択を取る勇気が、その時点ではなかったことです。仮にB社の450万円前後でスタートした場合、年間で20万円強下がる計算になります。生活が大きく変わるほどの金額ではありませんが、数字として目の前に出てくると、それだけで踏ん切りがつきませんでした。
  2. 裁量の大きい働き方は未経験の領域だったB社が強調していた「裁量が大きい」という条件は、裏を返せば、詳細設計書をもらって作ることに慣れた自分にとって、何をどう作るかを自分で決める働き方が未経験の領域だということです。3社目で共通化の提案を課題票に載せてもらったところまでは経験しましたが、それが実装されたかどうかも知らないまま現場を離れています。その中途半端な経験のまま、裁量の大きい環境に飛び込んで通用するのか、自信を持てませんでした。
  3. 個人開発の実績はその場しのぎでは埋められなかった個人開発の実績がないという指摘は、その場しのぎでは埋められない差でした。基本情報技術者を取得した以外、業務外での学習にはあまり時間を割けていません。
  4. 今の会社の保障を手放す抵抗があった契約が終わっても待機期間がほぼなく給与が通常どおり支給されてきたという実感が、良くも悪くも動きを鈍らせていたと思います。

結果的に4社目のSESへ、いつもと同じルートで

カジュアル面談を終えたのが2025年8月ごろで、それ以上の選考には進みませんでした。転職サイトのプロフィールもそのままにして、その後は特に動きませんでした。

その後、3社目の契約終了は、いつもと同じ流れでやってきました。これまでと同じ経路で、次のように進みました。

  1. 体制表に自分の名前がないことに気づく次期フェーズの体制表に、自分の名前がありませんでした。
  2. 2週間ほどで営業から連絡が来る気づいてから2週間ほどで、営業から連絡がありました。
  3. さらに10日ほどで次の案件が提示される提示されたのは、二次請けで参画するJava・TypeScriptの案件でした。

次はJavaかTypeScriptを使う現場がいいと、契約終了が決まった直後に営業へ伝えていたので、この点は希望どおりでした。これが4社目、今の現場です。自社開発への転職を検討していたことは、営業には一度も話していません。

正直に言うと、この転職検討がなければ、4社目への流れは今回とまったく同じだったはずです。転職活動そのものが次の配属に影響した形跡はありません。ただ、何も知らずに次の現場へ移るのと、一度は外側の条件を具体的な数字で見た上で移るのとでは、受け止め方が違いました。

余談ですが、この半年ほど前にスカウト型サービスで入力した簡易プロフィールと、4社目に移ってから改めて職務経歴書を書き直そうとしたときとでは、求められる書類の重さがまったく違いました。選択式の入力と、文章で経験を語る職務経歴書は、似ているようで別物だと後になって気づきました。

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自社開発への転職を検討するときに確認したい判断軸

ここまでの経験を踏まえて、同じようにSESから自社開発への転職を考えている人に向けて、確認しておくとよいと思う点をまとめます。

転職を検討するときに確認したい5つの判断軸

  • 求人票の「自社開発」表記だけで判断しない 公式サイトの採用ページ・プロダクト情報まで見て、実態が客先常駐中心になっていないかを確認する
  • カジュアル面談で年収レンジを具体的に聞く 「経験による」で終わらせず、自分の経験に当てはめた場合の目安まで踏み込んで聞くと、統計上の平均との差が見えやすい
  • 要件定義・技術選定への関与経験を棚卸しする 要件定義に関わりにくいSES経験の中でも、越境して関わった場面がないか思い出してみる
  • 個人開発・業務外の学習実績を先に準備しておく 簡単なものでも、聞かれてから慌てるより事前に用意しておいたほうが心理的な余裕が持てる
  • 裁量の大きさは「自由」と「自己責任」の両面で見る 指示された範囲で確実に仕上げる働き方に慣れていると、裁量の大きさがそのまま重さになることがある

社内SEという選択肢も、求人を見ている過程で何度か目にしました。41件のスカウトのうち2件が、メーカー系企業の社内SEポジションからのものでした。ユーザー企業に所属しながら自社のシステムを内製・保守する立場で、自社開発とSESの中間のような位置づけに見えます。

社内SEについては語れません

今回はカジュアル面談まで進めなかったので、実態について語れる材料を持っていません。判断軸の一つとして、名前だけ挙げておきます。

社内SEの求人がどんな条件で出ているのかを見てみたい場合は、社内SEに絞った転職エージェント(社内SE転職ナビなど)で求人を紹介してもらう方法もあります。求人票だけでは読み取りにくい「常駐の有無」を確かめる窓口にはなると思います。エンジニアとして1年以上の実務経験があり、39歳以下で勤務地が一都三県か大阪なら、社内SEに限らず自社開発や上流工程も含めて相談できる、経験者向けのユニゾンキャリアもあります。

20代で、これまでの経験が浅いと感じているなら、第二新卒・既卒向けにIT就職の相談ができるサービス(ウズウズITなど)もあります。対象は29歳までで、関東・関西・東海の勤務が前提です。初回のカウンセリングで、自分の経験がどう見られるかを聞いておくだけでも、判断軸の材料になります。

もう一つ付け加えると、こうした判断軸を確認する作業は、転職に踏み切るかどうかとは別に、今の環境を相対化する材料にもなりました。数字で比べてみて初めて、自分が何を当たり前だと思い込んでいたのかに気づく、という経験は、転職しなかったとしても無駄にはならないと感じています。

まとめ

SESから自社開発への転職は難しいと言われますが、その難しさの正体は、意欲や年齢の問題である以前に、要件定義など上流に関わりにくいSESの構造そのものにありました。求人41件のうち自社開発と明記されていたのは7件、カジュアル面談2社で提示された年収は、統計上の平均を下回る水準でした。要件定義や技術選定、個人開発といった経験の有無が、その差を生んでいました。

  • 平均差は、経験の中身で逆転する Geeklyの集計による95万円という平均差は、平均としては存在していても、経験の中身によっては個人のレベルで逆転することがあります。この食い違いを、自分の数字で確かめられたことが、今回の一番の収穫でした
  • 私は転職に踏み切らなかった いつもどおりの流れで4社目のSESに移りました。この選択が正解だったかどうかは、まだ分かりません
  • 調べた上で動かないのと、調べずに動かないのは別 何も調べないまま「自社開発の方が良さそうだ」という漠然とした印象だけで動かなかったことと、実際に数字を見た上で動かなかったこととでは、後から振り返ったときの納得感が違うはずです

もし今、自社開発への転職を漠然と考えているなら、まず求人票を何件か開いて自社開発の実態を確認し、カジュアル面談で自分の経験に当てはめた年収レンジを具体的に聞いてみてください。その数字が、今の自分の待遇を見直すきっかけにもなるはずです。